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コラム Vol.07 大島桜に寄せて |
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2008年4月 篠田プラズマも神戸のポートアイランドのこの地に居を構えて、2年度目がスタートしました。工場建設と同時におこなった植樹が無事に根付き新芽を吹いているかどうかを、毎日のように観察しています。 この中に大島桜が5本植わっています。ポートアイランドの潮風にも強いという品種です。 最初の1本は、夏の暑さで上部が枯れかかっており、今年の花は望めそうもありません。しかし、下の方から元気な葉が覗いています。 私はこれに社員の姿と会社の将来を重ねてみました。 最初から篠田プラズマ設立に携わった者は、未知の大地に植えつけられた若い桜木のようなものです。未知の環境の中に踏み出すために大きな勇気と覚悟が必要だったと思います。後から入社した人は、種々の経歴をもち、まさにつぼみもない桜、花芽をつけた桜など、しかしいずれも、最初に植えつけられた桜木と同様に、厳しい環境に適用し、新しい息吹を生み出すために、外からは見えない必死の努力を続けています。 技術開発、試作製造、顧客開拓、社内整備、社員の受け入れ等々、PTAの技術を高め、会社組織を整えるために試行錯誤を繰り返し、苦労を重ねてきました。4月1日現在、総勢50名となった今も、この試行錯誤は継続中です。しかし、顧客の開拓、技術開発などまさに新芽を吹き出す春の時期と重なって、いくつか根づく兆候が感じられます。 4月3日、大きな技術的改善を果たし、記念の会を行いました。売れるレベルの製品品質が実現できるのだろうかといった社員の不安が成功の確信に変わり、共にもう一歩を進もうという一体感が感じられる大変充実した時間を過ごしました。 当初のような真っ暗闇ではありません。行く手に、明るい光が見えてきています。また、将来は、PTAの技術もさらに改善され、量産化に向けて社員の別の頑張りが見られることでしょう。 いずれの時期に会社に合流しても、願いは一つ「世の中に美しいPTAを提供し、新しい映像文化を創り出す」ということです。 会社の庭にある5本の大島桜も、植えられた時期が違っていても、年月を経てそれぞれ見事な満開の花を咲かせてくれるに違いありません。同じ庭の中で、同じ栄養分を分かち合いながら潮風や、雨嵐、厳しい寒暖などに耐えながら踏ん張っていくでしょう。 その時はまた別の楽しいドラマが生まれているに違いありません。 今咲いている数個の花を見上げながら、夢は大きく膨らみます。 今年度は、秋に製品出荷するという大きな目標があります。それに加えて国内外の展示会の出品を通してみなさんのご批正を仰ぐ覚悟です。 ぜひ、今年度もご支援よろしくお願いいたします。 追伸:3月31日神戸市産業振興財団様よりPTAに対して「神戸発・優れた技術」の認定を戴くことができました。ありがとうございました。 ご期待を受けて社員一同、益々がんばります。 (技術は愛)
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